タイムの学名Thymus vulgarisには、
『つまらないもの』という意味があります。
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身近にたくさんあって、ありふれたものであるということ。
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先日、『今の自分を植物に例えるなら…』と問われ、選んだのがタイムでした。
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見た目は地味だけど、どんな環境でもしぶとく育ち(笑)、踏まれても立ち上がり、
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料理やお茶、ペストが流行したその時代は死体の消毒にも使われていたハーブ。
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大好きな精油のひとつで、氣が重く鬱々としている時や、身体が固く強張っている時などに助けてもらいます。
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トリートメントでもよく使用する代表選手が『タイム・ツヤノール』。
肝臓強壮、肝細胞再生作用にすぐれているので、
飲み過ぎや二日酔いの際頼りになるほか、
働きすぎ、頑張り過ぎでヘトヘトなのだけど、
それさえも自覚していなくて、
「人から比べたらまだまだわたしは恵まれているし、もっと頑張らなければいけない」と
お尻に鞭打って頑張らせてしまう人。
で、突然張りつめた糸がプッツーンて切れて、強制終了・・・・・
なーんてことを繰り返す人。
つまらない、は、
詰まらない。
流れる
巡らせる
気や
感情、
思考。
詰まりだしたら不調になります。
だから、つまらない日常はとっても大切。
ありふれた日常を大切に過ごすことって案外大変なこと。
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飽きっぽくて、変わったことが大好きな私にとっては、『タイムのように生きる』ことが憧れでもあります。
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