2019年3月29日金曜日

ツナゲルツナガル大地讃頌合唱奉納2019②


第一部は11時から。

慧光寺の山下住職のご厚意に甘え、
ご本堂にお参り、
その後、上座(じょうざ)と言われるメディテーションの時間を持つことができました。


心を鎮め、
今ここに意識を集中させます。


目に見えるもの、見えないもの
形あるいのち、形のないいのち

その境界のあいまいさを感じながら、
すべての源とのツナガリを思い出すように。



円座のまま、
一人ひとりが、それぞれのイノリをシェア。

見ているモノ、感じている角度は違うけれど、
視線の先はひとつであることを
魂レベルで確認し合えたのでしょう。

もうこのあたりから、
私の奥深くはフルフルと、歓喜のエネルギーが
満たされていくのを感じ始めていました。

それはとても静かなのですが、
パワフルであたたかく。


「あ、この感覚を思い出したかったんだ・・・」



 当てはまる言葉がみつからないのですが、
ただただ安心感の中にいる、そんな感じでした。





軽く昼食を済ませ、
ここから参加の人々も集まり合唱練習のスタートです。



この日、41歳の誕生日を迎えたコータローさんと
ピアノ伴奏の和子先生のコンビは素晴らしく、

大地讃頌を歌ったことのない参加者が半数いたにもかかわらず、
ここにいた全員がとてもいきいきと、
生きている歓びを

声とともに表現できたのでした。


「(この場では)
 上手に歌う、技術うんぬんはもう考えない!
全部出し切る。自分を出し切ると
自然と、勝手に調和してくるから!」


私は、
このコーターローさんの考えが
とても好きです。


音が外れるとか、
歌詞を間違えたとか
そういうところに意識をおく必要はなく、

その場に集まった目的に向かい、
ただただひたすら
全力を出し尽くす。

意を乗せる。


そうすると本当に、
素晴らしいハーモニーが生まれるのです。

いきる、いかしあう 歓びだけがある世界。

 https://youtu.be/BsjrakJixY8




このあとは


場を移動し、
強風吹き荒れる(笑)育樹祭記念公園へ。

吹き飛ばされそうになりながらも、
声を響かせました。





私は
すべての人が
調和の中にいきる世界を創造していきたい。


評価し合ったり、
奪い合ったり、
対立したりする必要のない

とってもシンプルな世界を。


だって、みんな
今のこの地球に降り立った仲間だもんね。


2019年3月23日土曜日

ツナゲルツナガル大地讃頌合唱奉納2019①


早朝の
春の嵐から一転

暖かな日差しが顔を出してきました。


今年で5回目となる大地讃頌合唱奉納は、
日頃から大変お世話になっている
慧光寺を、その会場としてお借りすることとなりました。

この日は春分の日、
いわゆるお彼岸の中日。

お役目柄、
大変お忙しい日にもかかわらず、
予定をやりくりして
私達を受け入れてくださった住職ご夫妻には
心から感謝申し上げます。



戦後すぐに製造されたというグランドピアノ
『グランマ・フジコ』の紹介をしている
山下住職





今年はあえて、集う日時を、
『311』というくくりからはずしました。


2011年のあの日から8年が経ち、
様々に見聞きできることから、

今の私達に差し出されている課題の根本は、
 

被災した人、
被災しなかった人、

補償された人、
補償されなかった人、

などといった、
対極、対立のパラドックスから抜けられないことに
あるかもしれない・・・。



それは、
震災の影響を被った人だけの問題でなく、

誰の、いつの世界にもある課題。

人間のややこしさ。


自分も含む人間の表層にしみついてしまっている
平面的なものの捉え方がうみだしているのだと、、、思うのです。



それならば、
あえて、「311」という日付から離れてみよう。

そして、
自分の日常、日々の暮らしにその課題を引き寄せ考え、
それぞれの想いをシェアする時間をつくろう。


祈り、
イノリ
意乗り

をあらたに持とう。




一番最初に、私の漠然としたヴィジョンを伝えたその瞬間に、

想いを受け取り、即行動を起こした
ユキさんと、2月中旬のある夜、
このように事前の打ち合わせをしました。





毎年のことですが、
イベント的な人集めはしたくないの〜ってのが、唯一の私のこだわり。

発信はしますけど、お誘いは基本しない。
(興味持たれた方に『是非ご一緒に〜』とお伝えする程度)



自分で感じて、考えて、行動する人と、
同じトキを共有したいから。




大地讃頌は壮大な合唱曲なので、
大人数で歌ったほうが迫力が出ることは間違いないけれど、
上手にカッコ良く歌うことが目的ではないしね。

現に、
今回も、集まった半数の方は、
これまで大地讃頌を歌ったことがない!!!!!笑

パート構成もその場で適当に(笑)
アルト1人。
男声はほぼ初心者。
それでもいいの。

むしろ、それが良かったりしちゃうから。
 
純粋なエネルギーの強さがバーン!と現れるのが、ホント、面白い!!!



つづく

2019年3月18日月曜日

ツナゲルツナガル大地讃頌合唱奉納@富士山慧光寺2019 当日のスケジュール

ツナゲルツナガル大地讃頌合唱奉納2019は、
3月21日春分の日に行います。

《日 時》 2019年3月21日(木)春分の日
      ●1部:11時〜  
      ●2部:12:45分集合(時間厳守)
《場 所》 忍野村 慧光寺(詳細はソラの家までお問い合わせください)
《参加費》 お一人1,000円(ピアノ伴奏の方へのお礼と、場所代としてのお志となります)
《持ち物》 昼食、飲み物など。



『今、生かされているいのち。
 この奇跡に感謝し、
 「自分のいのちを精一杯 活かします!」という
 

 一人一人の決意を
 歌に乗せて届けたいと思います。


 意を乗せる   イ・ノリ   祈り』 


2015年に最初の合唱奉納を行ったときから変わらず、
この集まりの中心にある想いです。


過去の奉納では、参加した面々と
じっくりお話をする機会を設けてこなかったのですが、

5回目を迎える今回は、
それぞれの想いを共有する時間を持とうと思います。


それぞれの想い、
新しいミライへ向けた決意を
再確認することにより、
さらに力強く歩みを進めていける機会になれば良いなと考えています。


1部は、みなさんにとっての『311と今、そしてミライ』などについて (どんだけ抽象的なんだ〜笑)
気楽にシェアしていきましょう。


合唱の時間は13時からです。
指揮者の羽田さんリードの元、集中して、場を 創り出していきます。
そのため、12時45分には集合、
14時46分の合唱奉納までは入退室はなさいませんよう準備や心づもりをお願いいたします。




参加したい!という方は、
ソラの家 090-2933-2587までご連絡くださいね。

https://island-works.blogspot.com/2019/02/2019.html

グランマ・フジコと鐘の音

母なる、富士。



『革命的に生きる』のだ


2019年3月11日月曜日

グランマ・フジコの音色と鐘の音


今年の311は、慧光寺で静かな時を過ごしました。



放射能の影響を受け、

福島で経営されていた幼稚園をやむなく休園し、現在は東京におられるというお二方と一緒に。

https://youtu.be/ycMOIHN0ysM



「これまで踏ん張ってきた日々に区切りをつけ、ようやく、今日ここから(福島での幼稚園再開に向け)再スタートできる」

目に涙をためながらも、

力強く語られた園長先生の言葉が胸に響いています。









東日本大震災は

天災である部分と、人災である部分。

この両面をしっかりと見極め、

受け止め、考えていかなくてはと、よく言われています。





地球は生きていますから、常に変動しています。

この動きに対しては人間は無力です。

どう頑張っても抗えない。



では、人災としての側面はどうでしょう。








先日、協生農法を検証、実践されている(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony CSL)   舩橋真俊さんの講演会へ行ってきました。

彼は講演の中で、

このまま物質資源を消費し続ける経済システムの中にいると、いずれ生物多様性の全球崩壊、つまり、一気に生態系が崩壊してしまう現象が地球全体で起きてしまうといいます。

2014年頃にはすでに、地球上の物質循環、自然サイクルが破綻していて、修復可能なところから逸脱、生態系の許容量を超えてしまっているそうです。

つまり、このままの状態で物質資源の消費、経済優先の価値観の中で生活していくということは、未来の世代に負債をどんどん残してしまうということ。

いくらお金があってもきれいな水や空気が地球上からなくなり、取り戻せなくなるかもしれない。

これは、何百年、何千年先の話ではないのです。

すぐそこの未来の話。

研究者の中では、それは2045年頃、

26年後、と言われているそうです。







舩橋さんは、科学者として

地球上で史上かつてない速度で進行する野生動物の絶滅や自然破壊の主要因が農業における大量の物質資源の消費ととらえ、

生産性と生物多様性を新しい形で両立する食糧生産法として協生農法を生み出しました。(伊勢の野人さんこと、大塚隆さんの協生理論を元にしています)

海外では、アフリカのサブサハラにあるブルキナファソという国で、

砂漠を1年で緑化、国民の平均年収の20倍にもなる生産量を実現されています。

また、GREAT GREEN WALLというアフリカの砂漠緑化の壮大なプロジェクトにも協生農法で参加。尽力されています。





では、私は・・・・・。





舩橋さんは

「経済成長を止めなければいけないが、そう簡単にはいかない。

技術革新も必要だけれど、根本的にマインドセットを変える必要がある。今日食べたものがどこから来てどう使われるか完全に知っている人はいない。そういったことを含め、本当に全く別の革命的なことをやっていかないとなりません」

そう、冷静に、熱くおっしゃっていました。



『革命的なこと』



“革新”でも、

ましては“改善”などではもう太刀打ち出来ないところまできているのです。



根本的なマインドセットを変える



これまでの価値観を全くの無効にする必要がある



東日本大震災では

それを思い知らされたのではないですか?









合唱をして何が変わるの?

と言う人がいます。

そんなことするなら、現地にいってボランティアしたり、

義援金送ったら?と。





この合唱奉納は

意味のないようなことに

(お金を生み出すでもなく、むしろ仕事を休んでまで)

時間を創り、想いを寄せることが

マインドセットを変えるひとつの方法だと考えています。



なぜなら、
この行動の変化が、
価値観の見直し、変化にツナガルから。




そしてそれは、この大地讃頌合唱奉納の日、一日のためだけではなく

日々、毎日のこと。



私はなぜ、今生きているのか。

私は何者なのか、私の何が役に立つのか、

私は何を創造していきたいのか・・・。

そんな問いに、向き合い、行動し続けています。

そしてこれからも・・・。





未来には無限の可能性があると私は信じています。

でもそれは、今の私達次第、

私達の思いや行動の結果です。



それと同時に、

ミライの私達が、

イマの私達に、

課題を投げかけているようにも思うのです。





さ、どうする?

と。





私は、



希望と光溢れる

未来を創造していきたい



ただそれだけなのです。




ツナゲルツナガル311大地讃頌合唱奉納

2019年3月21日春分の日
忍野村慧光寺にて
11時〜15時くらい







2019年3月7日木曜日

コズミック☆リフレクソロジー参加者からの感想♡

コズミック☆リフレクソロジーのモニターにご参加された方から
感想をいただきましたので、
本人のご了承を得て、ご紹介いたします。

* * * * * * * * *

(30代 女性)

全4回でしたが、まさに起承転結だったなぁと感じています。

起承は自分の思い癖に気づき、自分のパターンを知ることのセッション。

転はその自分と向き合いどうしたらいつものパターンにならないのかと実践することに繋がるセッション。

結は実践したことでどんな風に過ごせたか確認出来たセッション。

私はそんな風に全4回を受けさせて頂いたのかな、と思いました。



4回受けて感じたのは、随分とラクになってるなぁ、と。
ココロもカラダもです。

意図的に自分のペース配分を調節している事。

あとは日々起こる小さな選択でも、イマ自分はどうしたいのか、を優先して選択し行動してみていること。
これも大きな影響だと感じています。


セッションを受ける中で、私は自分より他人を優先してしまい、自分を置き去りにしているな、と気づきがあったからです。

これは私の中でめちゃくちゃ怖かったのですが、3回目のセッション以降トライしています。
怖かった理由は、他人にどう思われるか、です。

多分嫌な奴だと思われる、わがままだと思われる、それが怖かった。

そしたら何と‼️前よりも他人に対して寛容的になれてる自分がいたり、他人からも優しくされたり受け入れられたり、という反応があったんです。
もうビックリです。
このまま続けてみてまた面白い事があったら報告します。笑


園子さんのセッションは、今のその時のフレッシュな自分を知る事ができ、身体の外側からのアプローチ、内側のココロのアプローチを両方受け取ることが出来ますね。

そして、園子さんとの会話の中に沢山のヒントが隠れていて?!ヒントを与えられて?!それを自分で探しに行く事がワクワクします。
宝探しみたいですね^^
これからも色々な気づきや発見をしながら過ごしてみたいと思います。

(以上)





数年前に行った、
小学校でのリフレクソロジー講座の様子。

子供の頃から、こんな風に、
自分のカラダと向き合ってこれたらいいのになぁって思います。

めっちゃ、楽しそうでしょ?笑笑