2016年12月21日(水)10:00開場 @河口湖円形ホール
イベント内容はこちらをクリックしてください。
第一部でお話してくださる方々について、
ご紹介していきます。
まずは、
萱場和雄さん
富士レークホテル内にあるトリートメントサロンの経営を離れ、
ソラの家のオープン準備を進めていた昨年9月。
萱場さんと出逢いました。
正確に言うと、オルタ農園は実家のすぐ近くだったので、
数年前から、愛犬の散歩の時に犬を介して少しお話したことはありました。
ちょうど、インゲンの収穫期で人手が欲しい萱場さん。
オープン前で時間はたっぷりあって、カラダを動かしたい私。
そんな時、友人の仲介で、
「じゃ、明日から来てくれる?」「は〜い」そんなノリ。
以下は、ソラの家便りvol.7から
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農の道を極める男の畑 オルタ農園
『百姓だから、100種類の野菜を育てる』。単作農家がほとんどのこの地で、このシンプルな発想を実現するのは並大抵のことではない。大量生産、大量消費の動きに疑問を持ち続け、試行錯誤の日々。『俺みたいな変人いないよ』と自嘲しながらも(笑)、自分の信じる道をただ進む。その道とは、『畑に森を再現する』ということ。
森に見られる、調和の取れた自然界の多様性を畑に再現するには「野菜の科の個性をしっかり学んで、相性を知り、生かし合い育てていく」ことが大切。すると余計な肥料を入れなくても、農薬を使わなくても元気で彩り溢れる、個性豊かな野菜が育つ。この考えは民主主義の根幹に繋がるという。「いろんな人がいていいんだよ。個性を認め合っていかし合えばさ」。
オルタ農園の畑は雑草も元気。でもその雑草も土の状態を教えてくれるバロメーターになっている。「雑草もね、尖った形が多いと土がひ弱で、土の状態がよくなると丸い草がおおくなるの。もっと土の状態がよくなると、薬効のある草が生えてくるらしいよ」。
オルタ農園の野菜は、セルバ、鳴沢道の駅などで購入できます。元気になる野菜です。ぜひ食べてみてくださいね〜。
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(以上 ソラの家便りからの転載)
この畑で、ひたすらインゲンを収穫している時に、
あるヴィジョンが浮かんできました。
『女性がたくさん集まって、みんなで野菜を育てて。
子どもたちもできることは手伝ったり、遊んだりしているの。
自分たちで作った野菜を使って、料理をして。
それをみんなで食べてもいいし、お家に持ち帰って、家で待つ家族と分け合う。
料理が得意な人は料理をし、
苦手な人は、得意なことをするの。
“みんなで食べると、美味しいねぇ”』
ただ、それだけのヴィジョン。
でも、私はそれはとっても大切だと感じたんですね。
というか、これさえ実現できたら、
何が起こってもなんとかなる。
生きる力は育める、と。
そして、これができる環境が、ココにはある。と。
この時のヴィジョンが、今回の企画に繋がっています。
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