これまでの塾の様子はこちらからご覧いただけます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「農道塾」始動しました
『農道塾』スケジュール
アイヌ刺繍とCOP13、そして農道塾〜その2
アイヌ刺繍とCOP13、そして農道塾〜その3
農道塾〜人参と大根の芽がでましたよ
農道塾〜種を繋ぐ いのちを繋げる
さてさて、最後のこの日は、
オルタ農園の葉物野菜と
溶岩窯焼きパンとスープ
塾生のみなさんの一品持ち寄りのランチ会となりました〜。
「葉物はまず、何も付けずに、一品ずつ、味の違いをちゃんと味わって食べてよ」
「それから、全部混ぜて食感を味わうの」
「ドレッシングで野菜の味を消しちゃもったいないくらい、
それぞれしっかりと旨味があるでしょ」と萱場さん。
実食も一応、講義ですからね〜。
塾長の言葉を聞いているのかいないのか(笑)、
みなさん、銘々皿に盛り付けます。
萱場さんの奥様が石窯で焼く、天然酵母のパン。
『美味しい〜美味しい〜!』
自然と笑顔が広がります。
お腹も落ち着いてきたところで、みなさんの感想を一言ずつ。
「土作りの大切さ、難しさがよくわかりました。
自分でも畑をしているので、天候を予測して畝の高さを変えるなど試せたのは良かった。
トウモロコシの甘さにはびっくりしました。」
「人参嫌いの孫が、オルタ農園の人参は美味しい!と食べてくれたのは嬉しかった。
種とりはやったことがないので、来年はチャレンジしたい」
「会社の敷地で野菜を育てたかったところに農道塾のことを知り参加した。
畑を通し人と人が助け合い、安全な野菜を食べて元気になれるそんな場を作りたい。
今年一年野菜を作りながら仲間を増やし、
畑の隣に雨水をタンクを備えた農小屋を来月作る計画進行中」
「野菜づくりには興味はなかったが、友人の付き添いで参加していく内に、
自分で作った野菜がどこよりも美味しいと思うようになった。
買い物でもとても慎重に選んで買うようになった」
「萱場さんの話を聞きながら、昔、野菜を作っていた祖父が話していたことを改めて思い出し、今だから理解できることがあった」
「前職では、IT業界というリアルでない世界で仕事をしていたのですが、
畑では人との繋がりがとても大切であることを実感。
今後は農を通し、子どもからお年寄りまでたくさんの人と繋がり、
野菜の向こう側にある見えない背景の部分を伝えていきたい」
「川崎からこちらに引っ越してきて、野菜の美味しさにびっくり。畑で土に触れることもとても気持ちよかったし、地球を守らなきゃ!という思いが湧いてきた」
「自宅の庭に、小さな子どもと一緒に楽しめる畑を作りたかった。畑での時間はとても癒やされました。種取りの回は欠席してしまったので、ぜひ教えてもらいたい」
などなど。
1回の講義は1時間と短く、慌ただしい時間の中でしたが、
みなさんそれぞれの視点で学び取っていられたようで、
事務局としてはホッと一安心しています。
最後に塾長、萱場さんより。
「いちばん大切なことは、作物にとって一番快適な状態ってなんだろう???と
探求し続けること。
これは1年ではわからない。
長期的なスパンで取り組む姿勢が必要なの。
だから、道。
まだまだ続く、農道なんです」
私が畑をしていく中で感じたことは、
「自分の、せっかちで面倒くさがりな部分を変えていけるかも???」ということ。
結果を急ぎすぎる。
すぐに白黒つけたいし、
失敗や「分からない」ということを、恐れすぎているようなところもある。
だからすぐに、分かったように知ったかぶりぶり(笑)
もしくは無関心。
そろそろ、もっと違う自分を見てみたいなぁって思った。
農作業はとても大変な作業が山ほどあるけれど、
それ以上に、たくさんのギフトも受け取っている。
野菜の背景を知っていくと、
ハラワタが煮えくり返るような社会の現状が見えてきて、なんとかしなければ!なんて気も湧き上がるけれど、
まずは、自分で自分の食べる野菜が作れるようになりたい。
そして、みんなで料理し、食卓を囲みたい。
「みんなで食べると美味しいねぇ〜」
こんなシンプルなことが、
一番のヒーリングになることを、みんなで思い出しながら。
0 件のコメント:
コメントを投稿