お店を建設するにあたり、
最も大事にしたいと思ったことは、
私たちは、今、
『地球から場をお借りしているにすぎない』ということ。
だから、自分勝手なエゴで、これ以上の負荷をかけるだけでなく、
呼吸し、脈動している自然に精一杯の敬意を払いたい、と。
そこで、古来の人々の智慧がつまった、暦を参考にすることに。
今回色々とご相談している、近くに住む陰陽師・花井さんによると、
土動かしの忌み日でよくしられているのが『土用』。
五行説からくる暦注ですが、
その他に、『大土』『小土』というものがあると教えてもらいました。
大土・小土(おおづち・こづち) 別名 大犯土・小犯土
日の干支の組み合わせによる選日。庚午~丙子の間の7日間。小土は大土の終わりから1日開けて戊寅~甲申までの7日間を言う。この間は井戸掘り、築堤、築墓、種まきなど、土を動かすこと全般の忌日とされる。
相談を していたのが梅雨まっただ中の7月初旬でしたので、
「梅雨が明けてからお盆前には基礎工事ができたら良いですねぇ〜。
そして、10月くらいにはお店オープン♪」
な〜んて、施工業者のDEGUさんとはお話をしていたのですが、
すっぽりと夏の土用期間に入っている!
そして、さらに、
「その後には、大土・小土がありますからねぇ。
あまり急いで事を進めないほうが良いですねぇ」
と、花井さん談。
ちょびっと焦るちっちぇ~私。
「今年中にオープンはできるのだろうか?」
そして、なんだかんだであっという間に時間は過ぎていき(笑)、
ようやく2015年10月15日基礎作りがスタートしました。
今、こんな感じ。
目の前に起きていることが、自分の内側を投影しているのであれば、
建物だけではなく、
私自身が新しいスタートをきるための自分の基礎的な部分を、
精査し、整えるために必要な期間だったなぁと感じています。
価値あるプータロー期間 笑。
なんだかとっても快適なので、
「あ〜、もうこのままのんびりと暮らすのもいいかも〜」
なんて、つぶやいたら、
DEGUさんが
「ダメだよ〜。梶原さんがちゃんと働けるように建てるからね!!」と。
まぁ、慌てず、急がず。
来月にはなんとなくの目処が立つかなぁ。